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【広島世羅・尾道】絶景&グルメの子連れ旅!宿泊はフェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅で

夏休みに向けて少しずつ旅行の計画などを練り出すこの季節。美しい景色と唯一無二のグルメを楽しめる、広島県への旅行はいかがでしょうか。今回は昨年広島県世羅町に開業した「フェアフィールド・バイ・マリオット広島世羅」を拠点に広島の子連れで行ける観光地を実体験と共にご提案します!

「道の駅世羅」で朝食&お土産購入!売れ筋TOP3もご紹介

最初に向かったのは、町内の特産物などを販売するアンテナショップのほか、情報発信の拠点として観光コンシェルジュが旬な情報を提供してくれている「道の駅世羅」です。

こちらでは、子どもたちの希望で美味しそうなおにぎりとのり巻きをイートインで頂きました。さらに旅のお供に、地元で愛されるベーカリー「おへそカフェ」のパンや、「世羅ハンバーガー」、TOP人気の「松きのこ」(お土産用)など様々な食品を購入!

スタッフさんから伺った人気TOP3もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1位:松きのこ
2位:ペットフード
3位:こばやしのパン ラウンドパン

美しく広がる「世羅高原農場」の花畑で心に残る一枚を

続いて、観光コンシェルジュさんが一際おすすめして下さったフォトジェニックな観光スポット「世羅高原農場」へ。

訪れた時期は4月下旬で、ちょうどチューリップ畑が美しく咲き誇っていました。一面に広がるチューリップ畑は、まるで絵本の中のような世界観。

子連れで特別な一枚を撮影するなら、入り口の売店で造花を購入して、小物として活用するのもおすすめです。お子様を絵本の主人公のように切り取って、心に残る一枚を写真に収めてみてはいかがでしょうか。

施設内には軽く食事がとれるカフェレストランがありますので、撮影会に疲れたらこちらで休憩して、のんびり楽しみましょう。

ミシュラン掲載!広島風お好み焼きの名店「笑楽屋」で昼食

鮮やかな絶景で胸がいっぱいになった後は、お腹もいっぱいにしたいところ。この日の昼食は広島県民のソウルフードを求めて、「笑楽屋」(わらや)さんへ伺いました。

ミシュランガイドにも掲載されたことがあるという「笑楽屋」さんでは、王道の広島風お好み焼きを楽しむことができます。

言わずもがな知られる広島風お好み焼きの特徴は、具材を重ねて行く重ね焼きであるところ。薄めの生地にたくさんのキャベツと肉を重ねて蒸し焼き状態にし、別で作った焼きそばと卵を合体させることで、層を織りなしたミルフィーユのように焼き上がる点にあります。

こってりとしたおたふくソースの味付けと、いくつも重なる具材のハーモニーがたまりません。ボリュームも満点で、子どもも大人も満腹で大満足でした。 

築170年の元宿坊を再生した日本茶カフェ「雪月風花 福智院」でひとやすみ

凛とした今高野山の参道に佇む「雪月風花 福智院」は、江戸時代から続く築170年の元宿坊(お寺や神社の宿泊施設)を修繕した日本茶カフェです。

店内は広々とした作りで、テーブル席と座敷のエリアに分かれています。座敷の中でも、庭の緑が映えて風情のある縁側席はやはり人気の席なんだとか。子連れで訪れる場合は、内側の広めのローテーブル席がおすすめです。カフェ時間は飽きてしまいがちなお子様には、絵本や積み木の貸し出しサービスも。スタッフさんも子どもに優しく、居心地の良い空間でした。

お料理は、つくり手の温かみを感じるその土地ならではの食材などを活かし、今高野山御膳(精進料理)、かき氷、汲み上げゆば膳、精進おでん、お茶パフェなどを提供しています。

今回は甘味からお茶パフェを注文させて頂きましたが、ジェラート、あんこ、豆腐入り白玉、玄米パフ、落花生など、世羅の美味しいものが詰め込まれており、それぞれの持つ甘さが引き立てあう一品でした。

合わせてオーダーした弘法茶は、弘法大師が広めたとされるカワラケツメイと桑の葉をブレンドしたノンカフェインの日本茶です。コーン茶のような優しく香ばしい甘みが特徴で、お腹を整える働きもあると言われているそうで、パフェとの相性も抜群。

静かな空間だとどうしても子連れでの訪問を躊躇いがちですが、こちらのカフェはファミリーフレンドリーで、広島らしい食材も楽しむことができます。ママさんパパさん、ぜひ気負わずに訪れてみてください。

スーパー銭湯「大衆演劇 せら温泉」でリラックス

「雪月風花 福智院」から徒歩1分程度に位置する「大衆演劇せら温泉」は、世羅観光にぴったりのスーパー銭湯です。
温浴施設は、大浴場、露天風呂、薬湯、イベント風呂、サウナ(塩・遠赤・スチーム)、と豊富なラインナップ。イベント風呂では、毎月の替わり湯として、バラ湯、ミントクール湯、ワイン風呂、ゆず湯 など、季節に合わせて様々なお湯を楽しむことができます。

また、子どもでも入浴可能で、「こども応援入浴(※高校生まで無料)」などのファミリーに嬉しいイベントも不定期で開催しています。

他にも、大衆演劇舞台&演劇場、休憩室、レストランなどゆっくりと楽しむ施設が充実。今回は旅の途中で立ち寄るのみでしたが、大衆観劇を見てご飯を食べ、お風呂&サウナにつかり、休憩・・・などまったりと楽しむこともできそうな、古き良きスーパー銭湯でした。

全室個室!鶏も牛も味わえるハイブリッド焼肉「つづみ鷄」

晩御飯は、豪快に炭で焼き上げる名物「つづみ焼き」をはじめとする鶏料理や、全国各地の日本酒を取り揃えた「つづみ鶏」さんです。子連れに大変優しく、細かい配慮が嬉しいお店でしたので、ぜひファミリーで行ってみてほしいです。

まず、コロナ禍での世論に対応する形で全室個室にリニューアルされているため、多少騒いでも「子どもが迷惑をかけてしまうかも」と気にしなくて良い点がありがたいです。

もちろん子ども椅子も完備。個室の空きスペースに置いてくれますし、子ども用カトラリーも充実していて、何とフードカッターまでご用意頂けます。

ポテトやラーメンなど子どもが食べやすいメニューも豊富で、特にラーメンは大人でも虜になるほど絶品でした。

大人目線では、こだわりの鶏料理に、牛の焼き肉も一度に楽しめるので、なんとも得した気分!肉質も申し分ありません。メニューも豊富なので、一回のみならず何度も通いたくなるぐらい、一つ一つのクオリティが高かったです。

帰る前には、レジにて子どもにお土産のおもちゃまで配布!子どもも大人も終始感動のひとときでした。

「フェアフィールド・バイマリオット・広島世羅」で地域の魅力を深堀り!

旅の拠点に宿泊したのは「フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅」です。

広島県初となるフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルは2022年12月に開業したばかり。その特徴は、館内に飲食施設を持たず、その地域の魅力を存分に味わって楽しむことができるように設計されているという点にあります。

私は、このシンプルでシームレスなステイを体験するごとに、「旅」という時間の過ごし方を今一度考える良いきっかけになっています。個人的には、館内完結でオールインクルーシブなホテル体験に慣れている方にこそ、フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルへの宿泊を強くおすすめしています。

立地は、最初に訪れた道の駅に隣接しており、世羅町周辺の観光名所へ抜群のアクセス。今回は、お風呂の後に一度チェックインをして、少し休憩をしてから夜ご飯へ出かけました。世羅観光においては、どこへ行くにも非常に優れた立地にあるのがこのホテルの魅力ですので、途中で子どもが疲れてぐずってしまったら、早めにチェックインをして予定を変更するなどの動き方も容易にできます。

パブリックスペース

エントランスを抜けると目の前には、清潔感のあるフロントデスクがあり、左手側には、地元のお土産やドリンクが売られている売店のマーケットプレイス。販売されていたドリンクがとてもフレッシュで美味しかったです。
右手側には共用のロビーラウンジやカウンターがあり、旅先で出会った人同士が歓談したり、道の駅で購入したお弁当やお惣菜を食べている姿が見かけられます。

カウンターでは、コーヒーやカフェラテメーカーがあり無料で楽しむことができる他、インスタントの煎茶やお味噌汁まで用意があります。もちろん電子レンジやトースターもあるので、買ってきた食品は、温かい状態で食べることができます。

テラスにはテーブル&チェアのセットが4つほどあり、天気の良い日は高原の澄んだ空気をたっぷりと全身で感じることができるので、とてもおすすめです。

客室

各部屋の広さは平均約25平米で、清潔感あるモダンな内装。快適なベッド、無料の高速Wi-Fi、アメニティが取り揃えられています。

入り口から見て正面に大きな窓があり、室内には遮るものがほぼ無いので、実際よりも部屋の大きさは広めに感じられました。

独立洗面台部分とベッドスペースの間に間仕切りの扉があります。
昼間は開放しておくことで圧迫感が無く過ごせますし、夜は閉じて睡眠に適した環境を整えることができます。

ベッドは全体的にやや高めで、マットレスの寝心地は申し分なく大変快適です。ベッドガードの貸し出しもあるそうなので、小さなお子様をお連れのご宿泊の際は、事前に相談しておくと良いでしょう。

シャワーブースは、省スペース型でバスタブはなく、レインシャワーとハンドシャワーに備え付けのリンスインシャンプー、ボディーソープがあります。トイレはタンクレストイレとなっており、もちろんウォシュレット完備。

必要なものが必要なだけ揃っており、無駄のないシンプルでミニマルな客室空間に、絢爛でゴージャスなホテルとはまた違う充足感を感じられるという人も多いはず。きっとあなたも一度泊まればこの魅力にハマること間違いなしです。

朝食ボックス

館内には飲食施設がありませんが、地域の飲食施設と提携した朝食ボックスがつくプランの提供が行われておりますので、「朝はゆっくり過ごしたい」という方はぜひ利用してみてください。

特に、周辺に早朝から営業している店は少なく、道の駅のオープンも午前8時からなので、それ以前に朝食を希望される方は、利用をおすすめします。

朝食ボックスはフロントデスクでお受け取りください。
オリジナルバックのプレゼントあり(1部屋1滞在につき1枚)

フェアフィールド・バイ・マリオット ・広島世羅
〒729-3302 広島県世羅郡世羅町大字川尻字大柳2394-8
ご予約・お問合せ:06-6743-4750(9:00~18:00、日・祝日・年末年始休)

千光寺で楽しむ、尾道の絶景や文学の歴史

世羅の魅力をたっぷり味わった翌日は、海と山に囲まれた多彩な景色を楽しめる「尾道」エリアへやってきました。この街は数々の映画やドラマ、小説の舞台となっており、日本で唯一、2年連続で日本遺産に認定されているそうです。このエリアの観光で外せないのは、やはり「千光寺」ということで、やや坂道が多くハードなのですが絶景を求めて挑戦しました。

展望台

はじめに、市街地より尾道を代表する観光スポット「千光寺公園」までを3分間で結んでいるロープウェイを使って、尾道水道と尾道・瀬戸内の風景を堪能できる展望台「PEAK」へと向かいます。

こちらの展望台は、2022年3月にリニューアルされており、設計は京都市京セラ美術館やルイ・ヴィトンの店舗など国内外で数多くの建築物を手がける青木淳さんと品川雅俊さんの建築設計事務所「AS」。
まるで空の中を登っていくかのような、特徴的で優美な螺旋階段は、眺めているだけでも美しく尾道の新たなシンボルとなっています。

最上階にたどり着くと、絶景という言葉では足りないほどの、自然と尾道の歴史が調和した素晴らしい景色を望むことができます。今回はベビーカーを押していたので、エレベーターで最上階に到着したのですが、エレベーターのドアが開いた瞬間に目に飛び込んできた美しい眺めに、思わずため息が漏れました。

どこで写真を撮っても素晴らしいショットになるのですが、おすすめは最上階の角に立ち、空、海、街を全て収められるスポットです。ぜひとびきりの一枚を撮影してみてください。

千光寺

展望台を楽しんだ後は、千光寺へ。こちらのお寺には「鼓岩(つづみいわ)」「くさり山(石鎚山)」「玉の岩」など、体験型の観光スポットも多く存在することでも有名なのですが、小さなお子様にはちょっと難易度が高すぎるので、ママ&パパのみ楽しむなどで安全を最優先に観光することをお勧めします。

山に寄り添い巨石に囲まれている特徴的な位置にあるお寺ですので、例えば樹齢100年を超えのシダレザクラなど、積み重ねてきた歴史を感じさせてくれるスポットが数多く存在します。舞台造りの本堂と境内から眺める尾道の絶景も、展望台とはまた違う趣を感じました。加えて敷地内には、ガラガラと回して鳴らすタイプの鐘があったり、小さな七福神が入ったおみくじが引けたり、リラックマの絵馬があったりと、子どもも飽きずに回れる場所が多かった点も助かりました。

道中は坂道が多くハードな道のりですが、土地の歴史を感じる風光明媚な観光地ですので、ぜひ十分にお足元に気をつけた上で訪れてみてください。

「和房まん作」で贅沢海鮮お座敷ランチ

上に下にと歩き疲れ、足腰に疲労が溜まってきたタイミングで、ランチタイムといきましょう。海鮮丼と天ぷらをゆったりお座敷で楽しめる「和房まん作」さんは、美味しい食材を贅沢に使った和食が昼からコスパよく楽しめるお店。グルメ比較サイトの情報では、夜の平均単価が¥6,000~¥7,999に対し、昼は¥1,000~¥1,999と非常にリーズナブルな価格設定となっています。

海鮮丼は、瀬戸内海で捕れた新鮮な魚が贅沢に盛られており、見た目にも幸せな丼ぶりです。天ぷらもサクサクで身が大きな具材ばかり。「海沿いにきたならば、こういうのが食べたかった!」を150%実現してくれる最高のお店です。ランチはお漬物と汁物、お汁粉つきなので、かなり得した気持ちになり、一層満足度の高いランチとなりました。

ウォークインでお断りされている場面も何度か見かけましたので、週末に行かれる場合は予約してからの訪問をおすすめします。

デザートは行列のできる人気手作りアイスクリーム「からさわ」

充実した広島観光もいよいよ大詰め。のんびりと海沿いを歩きながら、向かう先は手作りアイスクリームの「からさわ」さん。こちらは広島出身の知人に進められたお店で、なんと開業は1939年…戦前から続く老舗のアイスクリーム屋さんだそうです。

たまご感を存分に感じられる濃厚なアイスクリームを、懐かしさを感じるパリパリ最中の間に挟んで頂きました。味はしっかり濃厚なのですが、後味はさっぱりひんやり。これから暑くなってくる季節には、食べ歩きにもぴったりでしょう。

余談ですが、近隣の高校生がこちらのアイスモナカをテイクアウトして、海沿いで集まって食べている様子がまるで映画のワンシーンのようで、青春を感じました。何気ない日常が絵になる、そんな街が、ここ尾道なんだなと改めて感じる旅の締めくくりでした。

目次

この夏、広島世羅・尾道で絶景と食を巡る旅へ

いかがでしたでしょうか。広島市内ではなく、あえて東部へと足を伸ばすことで、ここでしかできない体験や、味わえないグルメ、風光明媚な景色と出会える、世羅・尾道エリアの魅力が皆さんに少しでも伝わっていたら嬉しいです。旅の醍醐味である美しい景色と、家族4名で回った広島世羅・尾道の観光モデルコース、ぜひこれからの季節にお役立てください。

取材協力/フェアフィールド・バイ・マリオット・広島世羅

※本記事は講談社with classからの転載となります。

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